意識調査において17~19歳の若者の37.1%しか自分は大人だと答えませんでした。

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18歳の意識調査

 

成人に関する意識調査

2022年の民法改正で法律的には大人として扱われる18歳の若者たちは、自分たちが大人として扱われる自覚はあるのでしょうか?
また、自分たちのことを大人だと思っているのでしょうか?

 

2018年10月に日本財団コミュニケーション部が実施したアンケートの結果から、17~19歳の若者たちの意識を見ていきましょう。

 

 

自分たちを「大人」だと思っているか

調査によると自分たちを大人だと答えた人は37.1%でした。自分のことを子供だと思っている方の方が多いようです。
内訳は男性が46.5%、女性が27.8%と、女性の方が自分のことを子供だと思っているようです。

 

大人であると思う理由
  1. 身体は「大人」と変わらないから(42.8%)
  2. 十分な判断力があるから(42.1%)
  3. 選挙権があるから(31.3%)

 

選挙権から大人だと感じる10代

自分のことを大人だと思う理由の1番は「身体」でした。確かに、体の成長は18歳になればほとんど大人と同じですね。

 

次に大人だと思う理由が精神的なもので「十分な判断力がある」というもの。自分のことを大人だと考える若者は体も心も大人になっていると考えている方が多いようです。

 

3番目に回答として多かったのが「選挙権があるから」。選挙に行く権利があるというのはやはり、自分が大人であることを自覚させるようです。

 

 

子供であると思う理由
  1. 経済的に自立していないから(61.8%)
  2. 法律上、成人ではないから(52.1%)
  3. 十分な判断力があるとは言えないから(36.0%)

 

自分が子供であると思う理由で一番多かったのは経済的な理由です。17~19歳の年齢は学生も多く、親から資金援助を受けて暮らしている方も多いでしょう。

 

2番目に多かったのが法律上の成人ではないという答えでした。この回答は民法改正により法律行為が親の同意なしでできるようになれば、大きく減るでしょう。

 

3番目は判断力が十分ではないという答えでした。

 

 

成人年齢引き下げを知っているか

 

17~19歳の方たちは、成人年齢が引き下げられることを知っているのでしょうか。
成人年齢引き下げを知っていると答えた方は70.4%と認知度は高いようです。

 

男女別に見ても、男性70.3%、女性70.5%と男女関係なく認知度が高い結果がでました。
やはり成人年齢引き下げについては関心が高いようです。

 

成人年齢引き下げに賛成するか

 

成人年齢引き下げに関して賛成する人は60.3%でした。男女別に見ると男性は69.8%、女性が50.8%でした。

 

「自分は大人だと思うか」の問いも男性の方が大人だと答える割合は高かったため、男性は大人だと思い、大人として扱われることを希望している方が多いということになります。

 

賛成派の意見
  1. 大人としての自覚が持てるので良いと思う(29.3%)
  2. 責任感が芽生えるので良いと思う(28.0%)
  3. 諸外国の流れを考えると18歳に引き下げるが妥当だと思う(27.0%)

 

賛成派は大人として扱われることで、自覚が持てる、責任感が芽生えるという意見が多くありました。
また、世界を見渡すと18歳で成人とする国が多く、それにあわせるべきだという意見も多くありました。

 

反対派の意見
  1. 無責任な大人が増えそう(50.9%)
  2. 大人としての自覚を持てない人が多そう(50.9%)
  3. 今の18歳(自分と同年代)を見ていたら本当に大丈夫なのかと不安に思う(50.0%)

 

反対派の意見は賛成派の意見とは全く異なり、法律上、成人となったとしても「急に大人にはなれない、無責任な大人が増えるだけだ」という意見でした。